あまざけの持つポテンシャルのすごさ

日本の伝統飲料である「あまざけ」。

その存在が歴史書に示されたのは、奈良時代に編纂された『日本書紀』からだそう。
江戸時代には庶民の間に麹甘酒が浸透し、当時は季節問わず親しまれていた飲み物。
特に夏場の必需品で、夏バテ予防や疲労回復のための栄養ドリンクとして重宝されたといいます。
いまでも栄養素の豊富さから「飲む点滴」とよばれるほどの存在でもあります。

ただ、現代の飲用実態を調べてみると、
「あまざけはお正月に飲むものなイメージ」
「飲むのがめんどくさそう」
「スーパーで売っているものが美味しくないから、どのあまざけも一緒でしょう」
といったイメージが先行してしまい、
日本に古くからある"スーパーフード"であるあまざけの価値が小さくみられてしまっています。

多様な選択肢やモノにあふれた今。
もう一度、自分たちの身近にあるものが持つ価値に目を向け、そのすばらしさを再定義したい。
あまざけの持つパワーをもっと広く、もっと深く知ってもらえるようにしたいと考えています。

これからの夢

今後1-2年以内に、ビールの"マイクロブリュワリー"のような、あまざけ専門の醸造所と直営店を兼ねた「アマザケノクラ(仮)」の建設をめざしています。
現状、あまざけは酒蔵や味噌蔵、醤油蔵などで兼業されながらつくられており、あまざけ専門の醸造所はほぼ無い状況です。

国菌に定められた「麹」は、各地の歴史や特徴を反映するすばらしい微生物です。
この麹を全国各地から仕入れ、「アマザケノクラ(仮)」で発酵させることで、ここから、あまざけの持つ多様な魅力を発信していけると考えています。全国各地でつくられたあまざけの販売スペースも設けるつもりです。

まだまだ、やりたいことがたくさん浮かんできます。
海外の方向けのあまざけ、わんちゃん・ねこちゃん用のあまざけ、災害時の防災食用あまざけ…など。

今回は、第一弾プロジェクト。
ぜひ、長い目で応援いただけますと幸いです。